仮想AC/DC/AC変換によるマトリックスコンバータのPWM発生法
仮想AC/DC/AC変換によるマトリックスコンバータのPWM発生法
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-066
グループ名: 【全国大会】平成15年電気学会全国大会論文集
発行日: 2003/03/17
タイトル(英語): PWM Method for Matrix Converter based on Virtual AC/DC/AC Conversion
著者名: 伊東淳一 (富士電機総合研究所),佐藤以久也 (富士電機総合研究所),大口 英樹(富士電機総合研究所),江口 直也(富士電機総合研究所)
著者名(英語): Junichi Itoh(Fuji Electric Co. R&D Ltd.),Ikuya Sato(Fuji Electric Co. R&D Ltd.),Hideki Ohguchi(Fuji Electric Co. R&D Ltd.),Naoya Eguchi(Fuji Electric Co. R&D Ltd.)
キーワード: マトリックスコンバータ|PWM発生|高力率化
要約(日本語): 近年,逆耐圧をもつIGBTの開発が進められ(1),交流スイッチを簡単に実現できるようになったことから,交流交流直接変換器であるマトリックスコンバータの開発が盛んである。マトリックスコンバータのPWM発生法には,交流から直接PWMパルスを得る方式と仮想のAC/DC/AC変換に基づく方式があるが,後者は,従来から扱いなれたシステムのため,応用が行いやすいと思われる。しかし,仮想AC/DC/AC方式は単純に行った場合,入力側変換器と出力側変換器でPWMが干渉する欠点があった。そこで,著者らはインバータのキャリアを操作することにより,簡単に非干渉化する方法を提案したが,非対称のキャリアを用いるため,PWMパルスが非対称になる欠点がある。本論文では,インバータキャリアの操作を工夫することにより,PWMパルスを対称に生成できる方法を提案する。この結果,容易に平均電流を検出することが可能になる。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,646 Kバイト
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