ブースターセクションにおけるアーク抑制用開閉装置の現地試験
ブースターセクションにおけるアーク抑制用開閉装置の現地試験
カテゴリ: 全国大会
論文No: 5-166
グループ名: 【全国大会】平成19年電気学会全国大会論文集
発行日: 2007/03/15
タイトル(英語): Test of Booster Section Switch System for Arc Extingushment
著者名: 安喰 浩司(鉄道総合技術研究所),兎束 哲夫(鉄道総合技術研究所),後藤 昭夫(九州旅客鉄道),柴崎 康幸(東京変圧器),箕輪 俊裕(ジェイアール総研電気システム),内沼 夏織(テス)
著者名(英語): Kouji Ajiki(Railway Techinical Research Institute),Tetsuo Uzuka(Railway Techinical Research Institute),Akio Goto(Kyusyu Railway Company),Yasuyuki Shibazaki(Tokyo Transformer),Toshihiro Minowa(JRSEC),Kaori Uchinuma(TESS)
キーワード: ブースターセクション|アーク抑制|回復電圧|絶縁階級
要約(日本語): 交流電気鉄道のき電回路の一つであるブースタートランス方式き電回路(BTき電回路)には,ブースターセクション(BTセクション)が約4kmおきに配備されている。BTセクションを電気車が通過する時は,パンタグラフによってBTセクションを一時的に短絡した後,電気車の進行によりBTセクションを離れる際パンタグラフによって電気車負荷電流の一部を遮断する。この負荷電流が大きい場合にアークが発生し電車線設備への影響が危惧される。また運転支障等により電気車が停車した場合,その停車位置によってはパンタグラフでBTセクションを長時間にわたり短絡継続する可能性がある。更にこの状態で遠方負荷が存在すると,遠方負荷への電力供給は短絡したパンタグラフを経由して行われるため,パンタグラフとトロリ線の接触点は過熱して損傷する。最悪の場合は断線という結果を招く。今回我々はこれらの要因を軽減する方策として,パンタグラフがBTセクションを短絡した際のBT2次側電圧の減少とBT電流により列車の在線を検知して,BTのNF側(2次側)端子間を短絡することでBTセクション間に発生する電圧を抑制する方法を考案した。そしてこの度試作器をフィールドに設置して,実列車による効果の確認試験を実施した。BT2次側端子を選択した理由は,絶縁階級が3号と低くなるため採用するシステムを簡素に構成できるためである。試験結果は良好であり,実用化への検証が成されたと考えられる。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,658 Kバイト
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