ポリアミドナノコンポジットのテラヘルツ誘電緩和分光(IV)
ポリアミドナノコンポジットのテラヘルツ誘電緩和分光(IV)
カテゴリ: 全国大会
論文No: 2-075
グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集
発行日: 2008/03/19
タイトル(英語): THz Dielectric Relaxation Spectroscopy in Polyamide Nanocomposite (IV)
著者名: 岡田正英 (早稲田大学),岩井健太朗 (早稲田大学),布施則一 (早稲田大学),大木義路 (早稲田大学),福永 香 (情報通信研究機構),水野麻弥 (情報通信研究機構)
キーワード: ポリアミド|ナノコンポジット|テラヘルツ分光|誘電緩和|時間領域分光
要約(日本語): これまで報告してきた、ポリアミド/クレイナノコンポジットのテラヘルツ領域における誘電損率ピークの由来を探る目的で、試料延伸前後のX線回折測定とテラヘルツ時間領域分光測定を行った。X線回折結果より、未延伸状態では、フィラー無充填試料では、ポリアミドのα型結晶が形成されており、ナノコンポジットではγ型結晶が形成されているが、延伸により全試料でα型結晶形成が促進され、ナノコンポジットではγ型結晶が減少する。テラヘルツ分光結果より、誘電損率ピークとして、α型結晶の形成されている試料では約1.9 THzと約3.1 THzにピークが現れ、γ型結晶が形成されている試料では約2.7 THzにピークが現れる。延伸方向とテラヘルツ電界方向との角度依存性より、約1.9 THzのピークはα型結晶の分子鎖方向の双極子の振動、約2.7THzと3.1 THzのピークはそれぞれγ型結晶とα型結晶の分子鎖同士を水素結合させるアミド基の振動に関するピークと考察した。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 2,453 Kバイト
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