中央VQCシステムへの並列計算機の適用

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-006

グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集

発行日: 2008/03/19

タイトル(英語): Application of Parallel Computer for Central VQC System

著者名: 矢代 篤 (東海大学),大澤 健 (東海大学),岩崎敬亮 (東海大学),大貫悟志 (東海大学),青木秀憲 (東海大学)

キーワード: 並列計算機|電圧無効電力制御|遺伝的アルゴリズム|中央VQC

要約(日本語): 電力系統は，エネルギー需要の増大とともに電源が偏在化し，巨大・複雑化を余儀なくされている。そのため，これら電力網を効率よく運用することが重要な課題となっている。この制御には，系統全体を的確に制御できる中央VQC方式等が採用されている。中央VQC方式は，解析すべきデータ量が多く，適切な制御量を要するには多くの計算時間を必要とする。本稿は，これらの問題を解決し，中央VQC方式を実用化するための基礎研究として非同期通信方式による並列計算機を用いることを提案する。これをIEEE118母線系統に適用し，日負荷曲線の特定の時間帯に対してシミュレーションを行い，これらの効果とその問題点について報告する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,199 Kバイト