状態推移行列の累乗を用いた電力動揺モード推定法

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-019

グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集

発行日: 2008/03/19

タイトル(英語): Electromechanical Modes Estimation by Using Power of State Transition Matrix

著者名: 飛田雄一 (東北大学),上原正栄 (東北大学),斎藤浩海 (東北大学),市川嘉則 (東北電力),坂本邦夫 (東北電力),豊田淳一 (東北大学)

キーワード: 固有値|同期計測|安定度|広域監視|システム同定

要約(日本語): 将来の電力系統では、潮流分布が複雑化し、安定度をリアルタイムで監視する技術の必要性が高まるものと予想される。著者らはリアルタイム安定度監視を目指し、同期計測に基づく電力システムの固有値推定法の実現可能性について検討してきている。これまで、発電機計測データから固有動揺成分のみをフィルタで抽出し、固有値を推定する方法を提案している。本稿では、提案した固有値推定法の推定精度を改善する手法として、状態推移行列の累乗の推定結果を利用する方法について検討を行っている。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,757 Kバイト