外乱発生時のPMU位相角計測値に基づく動揺方程式モデル同定

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-022

グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集

発行日: 2008/03/19

タイトル(英語): Identification of Swing Equation Model by using PMU Synchrophasors at disturbance

著者名: 坪井 清浩(名古屋工業大学),太田 豊(名古屋工業大学),鵜飼 裕之(名古屋工業大学)

著者名(英語): Kiyohiro Tsuboi(Nagoya Institute of Technology),Yutaka Ota(Nagoya Institute of Technology),Hiroyuki Ukai(Nagoya Institute of Technology)

キーワード: PMU|動揺方程式|モデル同定

要約(日本語): 外乱発生時には、発電機の出力制御や状況によって、発電機や負荷の遮断、連系線からの電力融通や制御装置の作動、系統分離や連結等の系統操作などを行うことで事故波及を未然に防止している。その場合、電力取引の活発化や分散電源の導入により発電機構成や連系線潮流量が変動するなかで、時々刻々の系統状況を適切に反映した広域動揺モデルやそのパラメータ設定が求められる。本論文では、系統の代表点に設置されたPMUによりモニタリングされる外乱時の電力動揺情報を用いて、外乱発生後の動揺方程式モデルの慣性定数、制動係数、同期化力係数を同定する方法を提案する。そして、西日本連系系統の長周期動揺発生ケースへ適用する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,610 Kバイト