送電線混雑モデルを用いた競争環境下における発電設備形成に関する検討
送電線混雑モデルを用いた競争環境下における発電設備形成に関する検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-045
グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集
発行日: 2008/03/19
タイトル(英語): Research on Capacity Addition using Market Model with Transmission Congestion under Competitive Environment
著者名: 桂 康文(東京工業大学),Pathom Attaviriyanupap(東京工業大学),片岡 良彦(東京工業大学)
著者名(英語): Yasufumi Katsura(Tokyo Institute of Technology),Pathom Attaviriyanupap(Tokyo Institute of Technology),Yoshihiko Kataoka(Tokyo Institute of Technology)
キーワード: 電力自由化|市場モデル|送電混雑|ブームアンドバスト
要約(日本語): 電気事業における規制緩和により,電力設備計画の一部または全てが市場原理に委ねられることとなる。この結果,電力供給の信頼性と経済性のバランスが必ずしも適切でなくなる可能性がある。著者らは自由化の進展した市場の実際のデータに基づくモデルを用いて,発電事業が競争的である場合の社会的な経済性を調べた。はじめに米国ニューヨークISO地域市場を入札曲線・価格等公表されているデータからモデル化した。次にそのモデルに基づく市場シミュレーションにより,発電事業が競争的である場合の発電容量予測を行った。想定した全てのシナリオにおいて,投資過剰期と停滞期が交互に現れるブームアンドバスト現象を確認し,同時に社会的な経済性の低下も確認した。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 2,190 Kバイト
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