近未来の電力系統における個々の周波数調整資源の特性を考慮した負荷周波数制御方式の検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-103

グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集

発行日: 2008/03/19

タイトル(英語): A study on LFC system taking into account the characteristics of each frequency controlling resource for a future power system.

著者名: 浜田祐太 (東京工業大学),Pathom Attaviriyanupap (東京工業大学),片岡良彦 (東京工業大学)

キーワード: 負荷周波数制御|電力系統|マイクログリッド|自然エネルギー発電|分散型電源

要約(日本語): 周波数変動の周波数成分により調整を分担させるようなLFC方式における周波数変動抑制の効果を，設備個々の出力調整幅との関連に着目して調べた。2種類の異なる応動特性をもつ発電機を用意し，周波数成分により調整を分担させる場合と，二つの発電機に同一の出力指令を加える場合とを数値的に比較した。変動の周波数成分をパラメータとして変化させ、周波数品質を調べた。結果として，各発電機に特定の周波数成分を分担させることで，概ね周波数変動が抑えられていることが確認できた。しかし負荷変動の周波数と発電機(＋PID制御器)の周波数特性との関係によっては，効果が出ていない場合もある。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,004 Kバイト