状態推定におけるCritical Measurement検出とPMU位相角情報に基づいた補償方法

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-112

グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集

発行日: 2008/03/19

タイトル(英語): Detection of Critical Measurement and its Compensation Method based on PMU Synchrophasors for State Estimation

著者名: 広瀬 功児(名古屋工業大学),太田 豊(名古屋工業大学),鵜飼 裕之(名古屋工業大学),小林 亮治(中部電力),平野 大悟(中部電力),竹内 昭(中部電力)

著者名(英語): Hirose Koji(Nagoya Institute of Technology),Ota Yutaka(Nagoya Institute of Technology),Ukai Hiroyuki(Nagoya Institute of Technology),Kobayashi Ryouji(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Hirano Daigo(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Takeuchi Akira(Chubu Electric Power Co.,Inc.)

キーワード: PMU|電力系統|状態推定

要約(日本語): 状態推定計算を分割化する際に，各エリアに少なくとも一つのPMU (Phasor Measurement Unit)が導入されていれば，同期計測された位相角情報を基に状態推定計算結果を統合することができる。分割化により，バッドデータ発生による精度低下や可観測性が失われる問題をエリア内だけに局所化することができるが，バッドデータが発生したエリアではその影響が大きくなるため対策が必要である。本論文では，状態推定計算の精度と安定性に影響を与えるCritical Measurementを解析的に検出し，そこに欠損や除去が発生した際にはエリア内に導入されているPMU位相角情報を利用して補償することで，状態推定計算の精度と安定性を維持する方法を提案する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,894 Kバイト