多地点同期位相計測技術を用いた直流連系系統の動特性解析
多地点同期位相計測技術を用いた直流連系系統の動特性解析
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-119
グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集
発行日: 2008/03/19
タイトル(英語): Dynamic Characteristic Analysis of HVDC Based on Multiple Synchronized Phasor Measurements
著者名: 岡田 祐二(九州工業大学),三谷 康範(九州工業大学),渡邊 政幸(九州工業大学)
著者名(英語): Yuji Okada(Kyushu Institute of Technology),Yasunori Mitani(Kyushu Institute of Technology),Masayuki Watanabe(Kyushu Institute of Technology)
キーワード: 直流連系|動特性解析|周波数制御
要約(日本語): 直流送電は安定度問題がないために大電力長距離送電に適し、かつ迅速な潮流制御や、運用制御が容易である。また短絡容量を増大しないで電力系統間の連系や異周波数交流系統間の非同期連系が可能などの利点がある。わが国では、50Hzと60Hz系統間および同一周波数の長距離ループの電力系統間の連系に、直流が適用されている。本研究で着目している50Hz系統間の北海道・本州直流連系では、常時の北海道系統の周波数変動の抑制とともに、系統の瞬動予備電力の削減の役割を担っている。現在著者らは、PMUを設置し直流連系の動特性の解析を行っている。本研究では北海道・本州直流連系に着目し、平常時における周波数制御が実際にどのような形態で行われているのかを解析する。また観測された結果をMATLAB/simulink上のモデルで再現し、特性解析を行うことを目的とする。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,783 Kバイト
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