各種高分子アブレーションアークにおける溶発に伴うエネルギーロスの比較
各種高分子アブレーションアークにおける溶発に伴うエネルギーロスの比較
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-169
グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集
発行日: 2008/03/19
タイトル(英語): Comparison of ablation energy losses in different polymer ablation arcs
著者名: 川崎 圭(金沢大学),田中 康規(金沢大学),上杉 喜彦(金沢大学)
著者名(英語): Kei Kawasaki(Natural science and technology),Yasunori Tanaka(Natural science and technology),Yoshihiko Uesugi(Natural science and technology)
キーワード: 溶発|高分子材料|アークプラズマ
要約(日本語): 遮断器においては,大電流遮断時に電極間にアークプラズマが発生する。この際,アークプラズマは高分子材料と不可避に接触し溶発現象を引き起こし,ポリマー溶発ガスが多量に混入する。このようなポリマー溶発現象の基礎物理を把握し,効率的に利用することが遮断器の小型化等に重要と考えられる。筆者らはこれまでに簡便なアーク装置を想定した電磁熱流体解析モデルを構築し,高分子材料PMMA, PTFE, PA66の溶発・再堆積現象がアークプラズマ温度分布に与える影響,アブレーションガス流によるアークの収縮効果,アーク電圧の上昇効果などを検討してきた。本報告では,対象の高分子材料としてPOMを加え,定常状態におけるアブレーションガス流,アーク温度,アーク電圧,アブレーションによるエネルギーロスの高分子材料間での相違を検討した。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,052 Kバイト
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