同期発電機を有する需要家の瞬低補償を目的とした抵抗型限流器の適用

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-172

グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集

発行日: 2008/03/19

タイトル(英語): Application of Resistive Type Fault Current Limiter to Mitigation of Voltage Sag in Customer System with Synchronous Generator

著者名: 飯岡 大輔(名古屋大学),横水 康伸(名古屋大学),松村 年郎(名古屋大学)

著者名(英語): Daisuke Iioka(Nagoya University),Yasunobu Yokomizu(Nagoya University),Toshiro Matsumura(Nagoya University)

キーワード: 限流器|瞬低|同期発電機|配電系統

要約(日本語): 同期発電機を有する需要家が配電系統に連系することを想定し，上位系統の故障により発生した瞬低を短絡電流抑制用限流器を用いて補償することを考えた。本報告では抵抗型限流器を取り上げ，瞬低期間中の導入効果だけでなく瞬低終了後の影響を明らかにした。限流器を流れる電流が，発電機の定格電流ピーク値の2倍である247Aを超えると，限流器が抵抗を発生するものとした。発生する抵抗の大きさを発電機の過渡リアクタンスの2倍のインピーダンスに相当する23Ωとした。その結果，抵抗型限流器を用いて瞬低を補償できることを示した。また，瞬低後に限流器を短絡する必要があることと，限流器短絡時に発電機の突発短絡電流以下の過電流が発生することがわかった。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,392 Kバイト