BSCCO線材を用いた超電導限流器の交流電流連続通電実験

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-174

グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集

発行日: 2008/03/19

タイトル(英語): Continuous AC Current Experiment on Superconducting Fault Current Limiter by use of BSCCO Wire

著者名: 鈴木公三 (東京大学),西岡英祥 (東京大学),馬場旬平 (東京大学),仁田旦三 (電力中央研究所)

キーワード: 超電導限流器|BSCCO線材|動作開始電流値調整可能

要約(日本語): 超電導限流器は故障電流を速やかに抑制できる機器であるため、電力系統に導入すれば遮断器の負担が減少し系統設計上も有利となる。この超電導限流器を電力系統に導入する際には、動作開始電流値、限流インピーダンス、復帰時間など、電力系統からの要求仕様を満たす必要がある。特に動作開始電流値には高い精度が要求されることが指摘されるため、動作開始電流調整可能な超電導限流器を考案、試作し、これを用いて研究を進めてきた。今回はBSCCO線材を用いて試作された超電導限流器を用いて、交流電流を連続的に通電したときの動作開始電流値の変化を測定したので報告する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 842 Kバイト