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ガス分析に基づくGISの状態診断手法の検討-スペーサ部の部分放電および接触不良に関する診断-

ガス分析に基づくGISの状態診断手法の検討-スペーサ部の部分放電および接触不良に関する診断-

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カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-189

グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集

発行日: 2008/03/19

タイトル(英語): Study of condition assessment method of gas-insulated switchgear - Condition assessment for partial discharge of insulation spacer and loose connection -

著者名: 新開 裕行(電力中央研究所),五島 久司(電力中央研究所),八島 政史(電力中央研究所)

著者名(英語): Hiroyuki Shinkai(Central Research Institute of Electric Power Industry),Hisashi Goshima(Central Research Institute of Electric Power Industry),Masafumi Yashima(Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: ガス絶縁開閉装置|状態依存型メンテナンス|ガス分析|診断法|寿命延伸

要約(日本語): 密閉形機器であるSF6ガス絶縁機器は,外部より機器内部の状態診断が困難なため,異常検出のための各種センサが提案されている。我々は,これまでにガス絶縁機器を対象に,部分放電に伴う分解ガスに着目した診断法を提案している。本手法は,本来,機器内部に設置されている吸着剤(水分・分解ガス除去用)をユニット化して外部に設置することでSF6ガスの清浄性を維持しつつ,吸着剤に蓄積された分解ガスの有無から機器の状態診断を行う手法である。SF6ガスは自復性があるために部分放電が発生してもガスそのものの絶縁劣化はほとんど無いが,固体絶縁物であるスペーサは部分放電により劣化が蓄積するため,機器の長期使用により絶縁性能の低下を招く可能性がある。また,スパーク放電の有無を診断できれば接触不良等の診断に対して有用である。今回は,スペーサ部の異常診断および接触不良を対象としたスパーク放電による分解ガスの分析を行った。この結果,スペーサ部における部分放電については炭化物であるCF4が検出された。このガスはスペーサの無いSF6気中の部分放電では検出されなかったことから,スペーサ部の部分放電診断に有用である。また,接触不良を模擬したスパーク放電についても,分解ガスを検出することができた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,655 Kバイト

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