マルチエージェントシステムを利用した分散電源系統の自律分散型需給制御

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-256

グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集

発行日: 2008/03/19

タイトル(英語): Autonomous decentralized type supply and demand control in decentralized power supply system using multiagent system

著者名: 渡辺 康治(明電舎),宍道 洋(明電舎),奥野 義道(明電舎),舟橋 俊久(明電舎)

著者名(英語): Koji Watanabe(Meidensha Corporation),Hiroshi Shinji(Meidensha Corporation),Yoshimichi Okuno(Meidensha Corporation),Toshihisa Funabashi(Meidensha Corporation)

キーワード: マルチエージェント|分散電源系統制御|自律分散システム

要約(日本語): マイクログリッドなどの電力系統の運用方式として、集中管理型制御方式が一般的であるが、それに変わる制御技術、自律分散システムが注目されている。我々はマルチエージェントを採用し、発電機モデル、負荷モデルによる模擬システムを作成し、シミュレーション実験を行ったので、その結果を報告する。本システムは発電機エージェント、負荷エージェント、マイクログリッドエージェントの三種類のエージェントで構成され、Peer-to-Peerモデルによる独自のプロトコルを用いている。このような条件で3台の発電機モデル、1台の負荷モデルによる模擬システムを作成し経済性運転を行い、理論上の結果とシミュレーション結果を比較した。その結果、理論上のものとほぼ類似した結果となり、本システムの動作は妥当であり、またプロトコルの有効性を示すことができた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,953 Kバイト