分散型電源による瞬低対策のための鉛蓄電池/EDLCハイブリッド型電力貯蔵システム

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-278

グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集

発行日: 2008/03/19

タイトル(英語): Hybrid-type Power Storage System with Lead-acid Battery and EDLC for Protection against Instantaneous Voltage Drop by Using Distributed Generation

著者名: 久田真史 (名古屋大学),加藤丈佳 (名古屋大学),鈴置保雄 (名古屋大学),山脇 宏 (東邦ガス)

キーワード: 分散型電源|瞬低対策|ハイブリッド型電力貯蔵システム|ファシリティーマイクログリッド

要約(日本語): 分散型電源（以下，DG）を有する需要家では，系統で瞬時電圧低下（以下，瞬低）が発生しても，高速遮断器を用いてDGと電力貯蔵システムとで構成されるファシリティーマイクログリッド（以下，FMG）へ移行することで，重要負荷を瞬低から回避できる。その際，電力貯蔵システムがFMG移行時の過渡動揺を抑制するだけの大きな出力を有していれば，FMGへの移行による瞬低対策の適用範囲が広がる。そこで本報では，電気二重層コンデンサ（EDLC）を用いて平滑コンデンサを大容量化した鉛蓄電池/EDLCハイブリッド型電力貯蔵システム（HPSS）を提案し，過渡動揺抑制のために最低限必要となる鉛蓄電池とEDLC容量の組み合わせについて検討した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,105 Kバイト