多層磁気回路による風力用高出力コアレス発電機の研究
多層磁気回路による風力用高出力コアレス発電機の研究
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-023
グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集
発行日: 2008/03/19
タイトル(英語): Research of high power core-less wind turbine generator with multi magnetic circuits
著者名: 小林 秀樹(信越化学工業),美濃輪 武久(信越化学工業),宮田 浩二(信越化学工業)
著者名(英語): Hideki Kobayashi(Shin-Etsu Chemical Co.,Ltd.),Takehisa Minowa(Shin-Etsu Chemical Co.,Ltd.),Koji Miyata(Shin-Etsu Chemical Co.,Ltd.)
キーワード: 発電機|風力発電|永久磁石|コアレス
要約(日本語): 風力発電では誘導機のみならず永久磁石式同期発電機が用いられているが、コア付き発電機ではコギングトルクや鉄損が原因で起動性が悪く、低?中風速の風況下ではトータル発電量が低くなってしまう。一方、コアレス発電機は起動性に優れているが、発電電圧が低く、高出力化には大型化が必要で受風にも悪影響を与えてしまう。そこでアキシャルギャップ型コアレス発電機においてロータ・ステータを軸方向に積層した高出力コアレス発電機の研究に着手した。性能確認のために定格1kWの発電機を設計・製作・評価を行い、概ね設計どおりの結果が得られた。従来のコアレス発電機に比べて直径を大きくすることなく高出力化が達成でき、小型、低コストである。またコア付きと比較して、軽量であり、低風速での出力の高さが風洞実験で確かめられた。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,464 Kバイト
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