電気二重層キャパシタの劣化に起因する電解質抵抗の温度依存性
電気二重層キャパシタの劣化に起因する電解質抵抗の温度依存性
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-075
グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集
発行日: 2008/03/19
タイトル(英語): Temperature dependence of electrolyte resistance caused to deterioration of electric double layer capacitor
著者名: 田島 大輔(宮崎大学),谷口 充史(宮崎大学),原 聡(宮崎大学),吉玉 拓(宮崎県立日向高等学校),大坪 昌久(宮崎大学)
著者名(英語): Daisuke Tashima(University of Miyazaki),Mitsufumi Taniguchi(University of Miyazaki),Satoshi Hara(University of Miyazaki),Hiromu Yoshitama(Miyazaki prefectural hyuga high school),Masahisa Otsubo(University of Miyazaki)
キーワード: 電気二重層キャパシタ|劣化|電解質抵抗|温度依存性
要約(日本語): 燃料電池モジュールと電気二重層キャパシタ(EDLC: Electric Double Layer Capacitor)が併設される場合には、周囲温度変化や過電圧によってEDLCの電解質抵抗が上昇することが報告されている。また、本研究ではこれまで、電解質抵抗を低減するための導電性材料として、ケッチェンブラック(KB: Ketjen Black)を配合したEDLCの開発に関する研究を行い、導電性フィラーとしてのKBの最適配合量やKB最適配合時のEDLC単セルの温度特性を明らかにし、現在のEDLC開発に大きく貢献するものと予想される。本論文では、KBを配合したEDLCの電解質抵抗の温度依存性について調べた。その結果、充放電サイクル初期の電解質抵抗は温度の上昇と共に低くなることが分かった。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 811 Kバイト
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