制動容量型分圧器の低圧部補償解析の応用
制動容量型分圧器の低圧部補償解析の応用
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-086
グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集
発行日: 2008/03/19
タイトル(英語): Application of Compensation Technique in Low-Voltage Arm of Damped Capacitive Potential Divider
著者名: 里 周二(宇都宮大学),山口 智久(宇都宮大学),西村 誠介(日本工業大学),佐々木 正行(古河電工産業電線)
著者名(英語): Shuji Sato(Utsunomiya University),Tomohisa Yamaguchi(Utsunomiya University),Seisuke Nishimura(Nippon Institute of Technology),Masayuki Sasaki(Furukawa Electric Industrial Cable Co.)
キーワード: 雷インパルス電圧|制動容量型|残留インダクタンス
要約(日本語): 制動容量型分圧器は雷インパルス電圧専用のシールド付き抵抗分圧器に比べ,雷インパルスを始め商用周波交流,直流まで広い周波数帯域のすべての波形が1台で測定できる理想の分圧器と考えられている。また,インパルス電圧測定にあっては,分圧器高圧部を流れる主な電流はいわゆる変位電流であることから発熱は少ないため,1MVを超える電圧を測定対象とする分圧器の製作もシールド付き抵抗分圧器に比べて容易である。しかしながら,高圧部が対地静電容量を持つため,対地静電容量を無視した回路計算から求められる理想回路を低圧部に適用しても期待通りの特性は得られない。このため,「素子定数変更」->「応答測定」のループを何度も繰り返す必要がある。本論文では新しく開発した,与えられた低圧部の素子構成とその応答波形から素子定数変更後の応答波形を数値計算でだけで求める方法を実際の試作器に適用した場合の報告を行う。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,265 Kバイト
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