FDTD法による送電鉄塔構造を考慮した雷サージ特性の検討
FDTD法による送電鉄塔構造を考慮した雷サージ特性の検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-099
グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集
発行日: 2008/03/19
タイトル(英語): Study of Lightning Surge Characteristics Considering Transmission Tower Structure by FDTD Method
著者名: 小塚 正裕(北陸電力),川村 裕直(北陸電力),板本 直樹(北陸電力),新庄 一雄(北陸電力)
著者名(英語): kozuka masahiro(Hokuriku Electric Power Company),kawamura hironao(Hokuriku Electric Power Company),itamoto naoki(Hokuriku Electric Power Company),shinjo kazuo(Hokuriku Electric Power Company)
要約(日本語): 鉄塔雷撃による逆フラッシオーバ事故を精度よく予測することは,合理的な耐雷設計を行う上で大変重要である。鉄塔雷撃により碍子間に発生する電圧は,架空地線や鉄塔を流れる雷撃電流による電磁界の影響を受ける。このため,精度の高いシミュレーションを行うには,鉄塔構造の違いによる碍子間電圧への影響を評価しておくことが必要である。本論文では,FDTD法に基づくサージ解析プログラムVSTLを用いて鉄塔雷撃時の碍子間電圧の計算を行い,鉄塔の主材,斜材,腕金などの鉄塔構造の違いが,碍子間電圧へ与える影響について報告する。66kV送電鉄塔を基準とし,ベンド点位置,根開き,腕金長さ,斜材の有無を変更した場合の碍子間電圧を評価した。ベンド点を高くした場合,根開きを広げた場合は碍子間電圧は小さくなり,腕金長さを長くした場合,碍子間電圧は大きくなる。斜材の有無による影響はみられなかった。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,669 Kバイト
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