非事故時のオシロデータとLLSデータの対比

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-136

グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集

発行日: 2008/03/19

タイトル(英語): A Comparison between Nonfault Oscillogram Data and LLS Data

著者名: 山岸 良雄(北陸電力),金尾 則一(北陸電力),新庄 一雄(北陸電力)

著者名(英語): Yoshio Yamagishi(Hokuriku Electric Power Co.),Norikazu Kanao(Hokuriku Electric Power Co.),Kazuo Shinjo(Hokuriku Electric Power Co.)

キーワード: オシログラム|LLS|送電用避雷装置|直撃雷

要約(日本語): 送電用避雷装置等の動作や送電線への直撃雷によるものと想定される，系統事故とならないオシロ波形（以後，「トランジェント異常現象」と呼ぶ）が観測されている。また，避雷装置の保守や避雷装置不具合による送電線事故未然防止の観点から，その動作実績をできる限り正確に把握しておくことが重要である。そこで，当社管内に設置されている多機能オシロ装置データとLLSデータの1年間分について，時刻の対比と波形の確認を実施することにより，これらの課題に対する知見を得ることができるかどうか，分析を試みた。月別に見ると，冬季にトランジェント異常現象が多い傾向がみられた。今後，より詳細な分析を実施するとともに，電磁界観測等の他の計測データとの対比についても検討して行く予定である。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 778 Kバイト