長期曝露試験の直流表面抵抗を用いた配電用がいしの絶縁特性(3)-長期フィールド測定による磁器製配電用ピンがいしの直流表面抵抗の推移予測に関する検討-
長期曝露試験の直流表面抵抗を用いた配電用がいしの絶縁特性(3)-長期フィールド測定による磁器製配電用ピンがいしの直流表面抵抗の推移予測に関する検討-
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-147
グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集
発行日: 2008/03/19
タイトル(英語): Insulation Properties of a Porcelain Insulator in the Field Test Using DC Surface Resistance (3) -Examination About the Prediction of the DC Surface Resistance of Porcelain Insulator in the field test-
著者名: 吉田 茂史(北海道電力),亀 文雄(北海道電力)
著者名(英語): Shigefumi Yoshida(Hokkaido Electric Power Co.,Inc),Fumio Kame(Hokkaido Electric Power Co.,Inc)
キーワード: ピンがいし|直流表面抵抗|絶縁特性|汚損
要約(日本語): 海岸付近の配電用がいし類は,風や波しぶきによって運ばれる海塩成分,塵などによって汚損され絶縁性能が低下することが知られている。送電用がいし類に比べ配電用がいし類は複雑な形状をしていることが多く,その絶縁特性は未だ解明されていない。その現状から,直流表面抵抗を用いた長期曝露試験を行ってきた。本報告では,伊達地区のデータから直流表面抵抗の実験式を導き,4年半の計測以降を予測値として計算した。その結果,直流表面抵抗は縦向きの方が低く推移しており,縦向きの方が良いという実際の認識と異なることから,がいしの絶縁性能を示しているのではなく,汚損物の付着量,つまり汚損特性を示しているといえる。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,383 Kバイト
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