Dynamic Drop Test における撥水性消失時間の再現性に関する研究
Dynamic Drop Test における撥水性消失時間の再現性に関する研究
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-151
グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集
発行日: 2008/03/19
タイトル(英語): Research on the reproducibility of Hydrophobicity loss time in Dynamic Drop Test
著者名: 椎原 大輝(宮崎大学),枦 健一(宮崎大学),山下 洋平(宮崎大学),三宅 琢磨(宮崎大学),迫田 達也(宮崎大学),大坪 昌久(宮崎大学)
著者名(英語): Daiki Shiibara(University of Miyazaki),Kenichi Haji(University of Miyazaki),Youhei Yamashita(University of Miyazaki),Takuma Miyake(University of Miyazaki),Tatsuya Sakoda(University of Miyazaki),Masahisa Otsubo(University of Miyazaki)
キーワード: 撥水性|充填剤|再現性|表面粗さ
要約(日本語): 現在、国際大電力システム会議(CIGRE)ではポリマー材料の屋外電気絶縁に関する劣化・性能評価法の開発に関する研究が進められている。そこでBärschらは、小規模かつ容易に撥水性の消失特性を評価することのできる試験法としてDynamic Drop Testを提案した。この試験法は、電界を加えた試料に水滴を継続的に滴下し撥水性の消失を評価するものである。著者らは、このDynamic Drop Test(以下DDTと表記)を三水和アルミナ(Alumina Tri-Hydrate: 以下ATHと表記)充填量の異なるポリマー材料に適用し、試料の表面構造が撥水性消失特性の再現性に与える影響について検討した。その結果、ATH充填量の増加とともに試験の再現性が低下するという結果が得られた。この結果について、試料の表面粗さに着目した考察を行った。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,433 Kバイト
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