電力ケーブルの水トリー劣化位置標定技術に関する基礎研究
電力ケーブルの水トリー劣化位置標定技術に関する基礎研究
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-165
グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集
発行日: 2008/03/19
タイトル(英語): Fundamental Study on Location of Water Tree Degradation in Power Cable
著者名: 矢倉 孝治(豊橋技術科学大学),村上 義信(豊橋技術科学大学),長尾 雅行(豊橋技術科学大学),内田 克己(中部電力),末長 清佳(JFEスチール),穂積直裕 (愛知工業大学)
著者名(英語): Takaharu Yakura(Toyohashi University of Technology),Yoshinobu Murakami(Toyohashi University of Technology),Masayuki Nagao(Toyohashi University of Technology),Katsumi Uchida(Chubu Electric Power Co.),Kiyoka Suenaga(JFE Steel Co.),Naohiro Hozumi(Aichi Institute of Technology)
キーワード: 水トリー劣化|位置標定
要約(日本語): 水トリー劣化は架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの重要な故障要因である。水トリー劣化診断法の一つとして直流漏れ電流法があり、重劣化状態になると電流の急激な変化(キック現象)や、過渡電流の増加傾向が検出されるようになる。キック現象は、水トリー劣化部分で発生した電気トリーの内部で生じる部分放電に起因すると考えられている。実際に直流漏れ電流法で不良判定された電力ケーブルを1相320mの健全ケーブルに接続し、水トリー劣化による部分放電波形の伝播を観測した。さらに放電の発生頻度を測定し、劣化点が複数箇所存在する場合での測定精度について検討を行った。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 842 Kバイト
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