パルス幅変調方法によるケーブル直流漏れ電流試験装置の開発

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-167

グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集

発行日: 2008/03/19

タイトル(英語): The development of DC leakage current testing device for cable using the pulse width modulation

著者名: 高橋 健治(パルス電子技術),湯浅 昌明(パルス電子技術),三浦 昭夫(パルス電子技術),油浦 守正(パルス電子技術)

著者名(英語): Kenji Takahashi(president),Masaaki Yuasa(president),Akio Miura(president),Morimasa Yuura(president)

キーワード: ケーブル漏れ電流測定装置|パルス幅変調|安定化装置を一体化|高電圧発生装置の軽量化|直流高電圧の高安定化

要約(日本語): 電力ケーブルの絶縁診断法に直流漏れ電流測定が広く用いられている。これに使用する試験装置として従来は直流高圧発生器に交流安定化電源装置を付加して高電圧の安定化を行い実施している。本装置は商用電源で動作し、高周波発信回路、パルス幅変調回路、差動回路およびコッククロフトフォルトン回路より構成されます。動作概要はコッククロフトフォルトン回路の出力に接続された倍率器の分圧電圧を差動回路に入力する。差動回路では基準電圧と高電圧の分圧電圧とが比較されこの差が常にゼロになるよう制御信号がパルス幅変調回路に帰還され、出力の直流高電圧の高安定化を実現した。従来装置に比較し電圧の高安定化、これに加えて小型、軽量な装置を完成した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 552 Kバイト