電力ケーブルにおける原子時計を用いた同期方式による部分放電位置標定精度の向上に関する検討
電力ケーブルにおける原子時計を用いた同期方式による部分放電位置標定精度の向上に関する検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-168
グループ名: 【全国大会】平成20年電気学会全国大会論文集
発行日: 2008/03/19
タイトル(英語): Accuracy Improvement of Partial Discharge Localization on Power Cable using Synchronization by Atomic Clocks
著者名: 本山 護(九州工業大学),大塚信也 (九州工業大学),匹田 政幸(九州工業大学),鈴木 弘(ジェイ,パワーシステムズ),阿部 和俊(ジェイ,パワーシステムズ)
著者名(英語): mamoru Motoyama(Kyushu Institute of Technology),shinya Ohtsuka(Kyushu Institute of Technology),Masayuki Hikita(Kyushu Institute of Technology),Hiroshi Suzuki(J-Power Systems),Kazutoshi Abe(J-Power Systems)
キーワード: 電力ケーブル|部分放電位置標定法|原子時計
要約(日本語): 筆者らはこれまで、電力ケーブルにおける部分放電(PD:Partial Discharge)位置の標定法として、原子時計とGPSによる同期方式を利用した手法を提案しており、同軸ケーブルを用いたモデル試験により±20m以内の標定精度を確認している。また同手法において生じる同期誤差についても、原子時計の有する1PPS出力を用いた補正法によって上記の精度を保つことができる。本論文では、位置標定精度の向上において重要となるPD信号・補正用1PPS信号の立上り点の決定方法について検討しており、本手法を用いた場合は、微分を施し変化量が最大となる点を立上り点とした場合が目視で立上り点を決定した場合と同等程度の精度が得られた。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 896 Kバイト
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