三次元磁気浮上移動装置の安定化と浮上実験

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-019

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Levitation Experiments for a Formulated Three-Dimensional Magnetic Levitation and Motion System

著者名: 宮崎 博行(富山大学),大路 貴久(富山大学),飴井 賢治(富山大学),作井正昭 (富山大学)

著者名(英語): Hiroyuki Miyazaki(University of Toyama),Takahisa Ohji(University of Toyama),Kenji Amei(University of Toyama),Masaaki Sakui(University of Toyama)

キーワード: 磁気浮上|I型電磁石|三次元移動|浮上体|吸引力式

要約(日本語): 筆者らは制御ギャップ方向も浮上移動させるシステムを提案しており，既に電磁石磁極下の広範囲での浮上移動を確立している。本稿では，電磁石の吸引力式の改善と，それを用いた浮上移動実験について報告する。制御電磁石は，2行2列のI型電磁石からなる。x,y,z方向のセンサ信号から入力値を演算処理し，4本の電磁石に分配する。rの位置で生じた磁場Hによって浮上体が受ける力は磁場の勾配に比例(r^4に反比例)することから，浮上体に働くz方向の力を導出した。導出式を適用した際の浮上移動結果では，良好な浮上移動状態が得られた。今後は4入出力系での三次元磁気浮上移動を実施する予定である。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 718 Kバイト