磁性/誘電性複合媒質装荷ダイポールアンテナにおける近傍電磁界解析

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-022

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Near-electromagnetic field analysis of a dipole antenna with magnetic/dielectric compo

著者名: 倉科 強司(信州大学),夏目 真志(信州大学),佐藤敏郎 (信州大学),曽根原 誠(信州大学),山沢清人 (信州大学),三浦 義正(信州大学),池田 賢司(太陽誘電)

著者名(英語): Tsuyoshi Kurashina(Shinshu University Spin Device Technology Center),Masashi Natsume(Shinshu University Spin Device Technology Center),Toshiro Sato(Shinshu University Spin Device Technology Center),Makoto Sonehara(Shinshu University Spin Device Technology Center),Kiyohito Yamasawa(Shinshu University Spin Device Technology Center),Yoshimasa Miura(Shinshu University Spin Device Technology Center),Kenji Ikeda(Taiyo Yuden Co.Ltd)

キーワード: ダイポールアンテナ|波動インピーダンス整合|磁性/誘電性複合媒質|電磁波回折|FDTD法

要約(日本語): 本研究は自由空間と同一の波動インピーダンスを持つ，比透磁率と比誘電率が等しい磁性/誘電性複合媒質を装荷したダイポールアンテナにおける近傍電磁界の振る舞いについて解析・検討したものである．解析の結果，波動インピーダンス整合を行うことにより，複合媒質と自由空間の界面における電磁波反射を抑制することが可能であり，複合媒質で覆ったアンテナは，受信感度が向上することが明らかになった．本報告では，その原因について調査した．その結果，ダイポールアンテナにおける近傍電磁界において電磁波の回折が抑制出来るということが明らかになった．尚，詳細なデータは当日の講演で報告する予定である．

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 926 Kバイト