大気圧合成空気中での直流火花破壊特性に与えるCO2ガス効果

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-032

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Effect of CO2 gas contents on Positive DC-Sparkover Characteristic in Atmospheric Air

著者名: 青山 嵩史(福岡大学),江本 秀明(福岡大学),Tetu Ro(福岡大学),伊澤 泰二(福岡大学),西嶋 喜代人(福岡大学)

著者名(英語): Tkafumi Aoyama(Fukuoka University),Hideaki Emoto(Fukuoka University),Tetu Ro(Fukuoka University),Yasuji Izawa(Fukuoka University),Kiyoto Nisijima(Fukuoka University)

要約(日本語): 本研究は、大気圧合成空気(Air)(N2:79%,O2:21%)にCO2(0~100%)混合した場合の火花破壊特性に与える影響と放電発光現象との関係について検討したものである。その結果、微量CO2ガスがコロナモードや火花破壊特性に大きく影響を与え、更にCO2混合率の大きい領域では、Airのときには発生しない同一経路へ進展する線状チャネルが現れ、平板へ到達してもすぐには火花破壊へと至らないことを見出している。これらのことから、CO2ガスが火花破壊特性や放電発光現象に特有の影響を与えていることが分かった。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 820 Kバイト