イオン存在下における空気のKerr効果

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-070

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Kerr Effect of Ionized Air

著者名: 松本洋和 (東京大学),安井遼 (東京大学),松岡成居 (東京大学),熊田亜紀子 (東京大学),日高邦彦 (東京大学)

キーワード: カー効果|イオン流場|電界|空間電荷

要約(日本語): 空間電荷存在下におけるKerr 効果は空間電荷が存在しない大気圧空気におけるそれと大きく異なった振舞いをみせる。本稿では、針-網-平板電極を構成し、イオン密度、空間電界を変化させたときのKerr 効果を測定した。イオン発生用の針電極と電界発生用の網電極は独立して電界を印加することが可能であり、イオン密度及び電界をそれぞれ変化させてKerr効果によって生じるレーザの偏波間位相差の計測を行った。得られた結果では、観測された偏波間位相差にはおおきなばらつきが見られるたが空間のイオン密度と偏波間位相差の関係には正の相関があることがわかった。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 767 Kバイト