絶縁材料上における沿面放電および残留電荷減衰観測

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-072

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Observations of Surface Discharge and its Decay on Various Insulating Materials

著者名: 西巻 竜太(武蔵工業大学),日月應裕 (武蔵工業大学),田中 康寛(武蔵工業大学),高田 達雄(武蔵工業大学)

著者名(英語): Ryuta Nishimaki(Musashi Institude of Technology),Masahiro Tachimori(Musashi Institude of Technology),Yasuhiro Tanaka(Musashi Institude of Technology),Tatsuo Takada(Musashi Institude of Technology)

キーワード: 沿面放電|絶縁材料

要約(日本語): 人工衛星などの宇宙機が宇宙環境に曝されると、宇宙機表面の絶縁材料が帯電し、沿面放電が発生する。この現象が機器の誤作動や劣化・破壊を引き起こす原因になっており、これを抑制するため、沿面放電の絶縁材料依存性を調査している。今回、各種絶縁材料上における沿面放電による残留電荷の減衰挙動について観測し、規格化してまとめたグラフにより時定数を求めた。結果より、正電荷減衰挙動においては時定数に有意差があるのに対し、負電荷減衰挙動においては時定数に有意な差が見られないことがわかったが、表面電荷の減衰時間はここで示した時間に比べて、一般的に、さらに長いと言われており、今回の結果をどのように判断すべきかは、今後検討する予定である。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,568 Kバイト