弱電離気体プラズマの解析(LXXXII)‐低気圧直流グロー放電を用いたメタンからの水素生成‐CO2添加の影響‐
弱電離気体プラズマの解析(LXXXII)‐低気圧直流グロー放電を用いたメタンからの水素生成‐CO2添加の影響‐
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-104
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Studies on weakly ionized gas plasmas (LXXXII)-Hydrogen generation from methane by a low pressure DC glow discharge-Effects of carbon dioxide additive-
著者名: 尾下高将 (室蘭工業大学),佐藤孝紀 (室蘭工業大学),伊藤 秀範(室蘭工業大学)
著者名(英語): Takamasa Oshita(Muroran Institute of Technology),Kohki Satoh(Muroran Institute of Technology),Hidenori Itoh(Muroran Institute of Technology)
キーワード: 水素生成|メタン|直流グロー放電|質量分析
要約(日本語): 低気圧直流グロー放電を用いてCH4から水素を発生させ,質量分析で生成物を調査して水素転化率を求めるとともに,CO2添加の影響を検討した。CH4のみを分解すると,主な生成物としてH2が検出され,微量な生成物としてC2H2およびC2H4が検出された。また,800Jのエネルギーを注入したときの水素転化率は約75%となった。一方,CO2を添加してCH4を分解すると,800Jにおける水素転化率は70%となった。また,CH4のみを分解した場合では,CH4に含まれるC原子が電極等に堆積して不安定な放電となるのに対して,CO2を添加してCH4を分解した場合では,C原子はCOに転化され,安定な放電となった。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 865 Kバイト
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