DBDプラズマアクチュエータにおけるマイクロ放電の進展特性シミュレーション

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-114

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Numerical Simulation on Temporal Evolution Characteristics of Micro-Discharge in a DBD Plasma Actuator

著者名: 山崎 槙一(東京工業大学),窪田 健一(東京工業大学),村上 朝之(東京工業大学),奥野 喜裕(東京工業大学)

著者名(英語): Shin-ichi Yamazaki(Tokyo Institute of Technology),Ken-ichi Kubota(Tokyo Institute of Technology),Tomoyuki Murakami(Tokyo Institute of Technology),Yoshihiro Okuno(Tokyo Institute of Technology)

キーワード: プラズマアクチュエータ|誘電体バリア放電|EHD

要約(日本語): 誘電体バリア放電（DBD）を用いて電気的に流れを誘起することが可能な流体制御デバイスとして知られているDBDプラズマアクチュエータにおけるマイクロ放電の進展特性を流体近似モデルを用いた非定常2次元数値シミュレーションにより調べた。特に気中に露出した上部電極に正のパルス電圧を印加したときの進展特性を明らかにし，印加電圧や誘電体の比誘電率，ガス（窒素）圧力がマイクロ放電の進展やEHD力に与える影響を調べた。ガス圧力依存性に着目すると，減圧下においては，マイクロ放電は高さ方向（y軸方向）により拡散するとともに，進展方向（x軸方向）にはより遠方まで進展し，その際の力積は増加することが明らかになった。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 781 Kバイト