家電製品の2重同相抑圧型電流計測方法

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-117

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): A Line Current Measurement System with Dual Compression Method of Common Mode

著者名: 小島 正典(大阪工業大学),山田 圀裕(東海大学)

著者名(英語): Masanori Kojima(Osaka Institute of Technology),Kunihiro Yamada(Tokai University)

キーワード: 電流検出抵抗|電流計測|トランスレス|同相抑圧|差動増幅器

要約(日本語): 家電製品毎の使用電力を表示して，節電を促すことで省エネが推進されている．これを普及するために，計測装置自体の小型軽量・低消費電力化を考えた．基本は，製品の電流による検出抵抗の電圧降下を差動で検出する方法をとり，差動増幅器の電源もコンデンサで交流の降圧を図り整流して電力消費を抑える構成で，トランスレス化した．しかし電流検出抵抗の両端の電圧は大振幅の同相成分を含む．そこでコンデンサと整流器の接続点が逆相であることを利用して同相抑圧を図り，さらに差動で同相抑圧して電流波形の計測と電力の演算を可能にした．

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,761 Kバイト