CT試験における等価アンペアターン法の実験的検証

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-123

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Experimental Identification of Heavy Current C.T. Test Condition by Equivalent Magnetic Field Method

著者名: 高橋 邦彦(日本電気計器検定所),八木 謙一(日本電気計器検定所)

著者名(英語): Kunihiko Takahashi(Japan Electric Meters Inspection Corporation),Kenichi Yagi(Japan Electric Meters Inspection Corporation)

キーワード: 等価アンペアターン法|仲介用標準変流器|貫通型変流器|自己校正形同軸電流比較器

要約(日本語): 定格電流の大きな変流器の試験用に、定格電流の大きい電流比較器を開発した場合、電流比較巻線の巻数が多くなり、巻線に沿った電位勾配に伴う電位差が増加し、被試験変流器の負担となるばかりか、標準とする電流比較器の誤差も大きくなる。この結果、電流比の大きな電流比較器の実現は、コストが嵩むだけでなく、誤差も大きくなり、不確かさの評価を一層困難にする。そこで、既存の電流比較器を用いて、定格電流、変流比の大きな変流器を試験することが可能な等価アンペアターン法が有効な手段となる。本論文では、不確かさの手間を軽減し、技術的、経済的に合理的な手法とするため、等価アンペアターン法に適した仲介用の標準器を提案している。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 859 Kバイト