赤外線2次元ロックインアンプを用いたマイクロ波イメージング

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-130

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Microwave Imaging using Infrared 2-D Lock-in Amplifier System

著者名: 荒井 瑞樹(武蔵工業大学),千代 憲隆(武蔵工業大学),田中 康寛(武蔵工業大学),西方 敦博(東京工業大学),前野 恭(情報通信研究機構)

著者名(英語): Mizuki Arai(Musashi Institute of Technology),Npritaka Chiyo(Musashi Institute of Technology),Yasuhiro Tanaka(Musashi Institute of Technology),Atsuhiro Nishikata(Tokyo Institute of Technology),Takashi Maeno(National Institute of Information and Communications Technology)

キーワード: 電磁界強度分布|2次元ロックインアンプ|マイクロ波|イメージング

要約(日本語): 我々はこれまで、吸収幕に照射した電磁波による微小な温度変化を赤外線カメラにより撮像することで、3次元電界強度分布を測定する装置を開発してきた。この測定では一回の測定で2次元の電磁波の強度分布が得られるため、従来のアンテナを用いた測定に比べ短時間での測定が可能など、利点を生かして、本測定法を物体のイメージングに応用することを提案する。本測定法では、アンテナから周期的に電磁波を吸収幕に照射し、幕後方の温度変化を赤外線カメラで、加熱・冷却画像を取得し、その差を平均化する2次元ロックインアンプ処理を行って測定する。今回、魚の骨による測定を行った。結果より各椎骨の境界を確認できることがわかったので報告する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 896 Kバイト