水中ストリーマ伸展に伴う電界強度変化の測定

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-175

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): The Measurement of the Transition of the Electric Field Intensity by Extending of Streamer Discharge in Water

著者名: 中村 重博(山形大学),安部 領(山形大学),南谷 靖史(山形大学),浪平 隆男(熊本大学),勝木 淳(熊本大学),秋山 秀典(熊本大学)

著者名(英語): Shigehiro Nakamura(Yamagata University),Ryo Abe(Yamagata University),Yasushi Minamitani(Yamagata University),Takao Namihira(Kumamoto University),Sunao Katsuki(Kumamoto University),Hidenori Akiyama(Kumamoto University)

キーワード: パルスパワー|水中放電|電界計測|ストリーマ|カー効果

要約(日本語): 水中ストリーマ放電の先端では紫外線，OHラジカル，衝撃波などの高エネルギーを持つ現象，物質が発生し，有害有機物の分解や微生物の殺菌といった水質浄化に有効である。本稿では放電先端の電界強度分布および放電伸展による電界強度変化を光学的に測定した。光学装置にはレーザの偏光方向に対して偏光子を+45°，-45°で電極の前後に配置する方式を用いた。レーザは最大出力100mJのNd:YAGレーザを用い，検出器は高速度カメラを用いた。放電は針対平板電極間で発生させ，レーザを針先端付近に通した。ストリーマ放電先端の電界強度分布が実測でき，最大電界は730kV/cmであった。また，本実験では放電伸展に対する最大電界強度は変化しなかった。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,083 Kバイト