衝突輻射モデルによる大気圧電離進行Arプラズマの励起状態数密度の検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-191

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Excited State Populations of Ionizing Argon Plasma of Atmospheric Pressure by CR-Model

著者名: 赤塚 洋(東京工業大学)

著者名(英語): Hiroshi Akatsuka(Tokyo Institute of Technology)

キーワード: 大気圧プラズマ|衝突輻射モデル|励起状態密度|素過程|原子衝突

要約(日本語): 大気圧アルゴンプラズマの励起状態数密度に関して、原子衝突過程を考慮に入れた衝突輻射モデルに基づき、理論的な検討を行っている。電子密度の低い場合、流入出を支配する過程は原子衝突となる。エネルギー準位の近接準位間で、ガス温度に近い密度分布を示し、大きいエネルギーギャップを挟んだ準位間で非平衡性が際だつ。ただし流入過程には1つ例外があり、基底状態からの電子衝突励起である。一方、高電子密度になると、どの励起準位でも電子衝突励起脱励起が支配的となり、隣接準位間で、角運動量毎に低ガス圧時と類似の非平衡な分布パターンとなる。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 904 Kバイト