誘導熱プラズマによる酸化チタンナノ粒子生成に対する急冷ガス効果の検討
誘導熱プラズマによる酸化チタンナノ粒子生成に対する急冷ガス効果の検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-193
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Influence of Quenching gas on Synthesis of TiO2 Nano Particles by Using Induction Thermal Plasmas
著者名: 南雲 俊宏(金沢大学),坂井 寛明(金沢大学),田中 康規(金沢大学),上杉 喜彦(金沢大学),酒井 義文(日清製粉グループ本社),中村 圭太郎(日清製粉グループ本社)
著者名(英語): Toshihiro Nagumo(Kanazawa University),Hiroaki Sakai(Kanazawa University),Yasunori Tanaka(Kanazawa University),Yoshihiko Uesugi(Kanazawa University),Yoshifumi Sakai(Nisshin Seifun Group Inc.),Keitarou Nakamura(Nisshin Seifun Group Inc.)
キーワード: 誘導熱プラズマ|ナノ粒子|酸化チタン|パルス変調|クエンチングガス
要約(日本語): 本研究では環境浄化の光触媒として注目されている酸化チタン(TiO2)ナノ粒子を,誘導熱プラズマを用いて高効率に生成することを試みている。また,筆者らが開発しているパルス変調誘導熱プラズマ(PMITP)装置は,コイル電流を矩形波的に振幅変調させることで,反応容器内の温度場を制御し,より粒径の小さな粒子を生成することができる[1]。本報告では変調を加えずに蒸発した粒子に対するさらなる急冷効果を調べるためにプラズマトーチ下部から直接クエンチングガスを流し,ナノパウダ生成実験を行った。そして生成粒子の大きさおよび表面組成を分析したところ,クエンチングガスを流すことで粒径の小さく,ばらつきの小さい粒子が生成できることがわかった。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,158 Kバイト
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