熱プラズマによる処理時間別アルカリ土壌の乾式高速中性化処理

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-202

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Neutralizing Dry and High Speedy Treatment of Alkali Soil in Each Treatment Time by Thermal Arc Plasma

著者名: 横井秀樹 (中央大学),稲葉次紀 (中央大学)

キーワード: プラズマアーク|アルカリ土壌|土壌改質|水素指数(pH)

要約(日本語): 超高温特徴を有するアークプラズマによる廃棄物処理は，環境保全が地球規模で叫ばれている昨今，最も早急に社会的に必要とされる技術の一つである。アークプラズマによる廃棄物処理の一例として，重金属類やダイオキシン等によって汚染された土壌の処理，改質に関する報告がなされているが，アルカリ土壌の改質に関する研究報告は皆無である。本研究では，アルカリ土(pH10)を電流200A，100Aで3～30秒処理を行った所，どの処理時間においても生成スラグの状態ではpH 7.9～7.5程に低下した。また，それに付随しアルカリ成分であるCaの減少も確認された。故にアークプラズマによるアルカリ土壌処理の有用性を示すことができたと言える。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,362 Kバイト