低周波大気圧低温プラズマジェットを用いたポリマーレンズ造形の検討 -放電状態の測定-
低周波大気圧低温プラズマジェットを用いたポリマーレンズ造形の検討 -放電状態の測定-
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-227
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Forming of plastic lens by using atomospheric pressure glow plasma
著者名: 森 啓(日本大学),鈴木 薫(日本大学),齋藤 弘明(日本大学),小林 宏司(日本大学),高畠 亮(日本大学),宮入 伸一(日本大学),大島久 (日本大学)
著者名(英語): Akira Mori(Nihon University),Kaoru Suzuki(Nihon University),Hiroaki Saitoh(Nihon University),Koji Kobayashi(Nihon University),Toru Takabatake(Nihon University),Shinichi Miyairi(Nihon University),Hisashi Ohshima(Nihon University)
キーワード: 低周波大気圧低温プラズマジェット|ポリマーレンズ|造形
要約(日本語): レーザデバイスと光ファイバの結合部分などにおいて、レンズ半径が1mm以下の微小レンズの必要性が高まっている。著者等は型を使わずに安価なプラスチック製の微小レンズを作る方法として光重合法を用いて検討してきたが、モノマーに重合開始剤などを添加する必要があるため造形後のレンズの透明性を低下させると入った問題点があった。ポリマーレンズの原料であるトリエチレングリコールジメタクリレートは重合開始剤が光反応してラジカルとなり重合が開始する。低周波大気圧低温プラズマジェットはモノマーへの熱的影響が少なく、プラズマジェットに曝すことによりラジカル重合が行え操作性に優れていると考えた。本発表では低周波大気圧低温プラズマジェットの基本的な電気的特性を測定し、プラズマジェットの暴露によってトリエチレングリコールジメタクリレートのラジカル重合が可能であるかについて実験的に検討した結果を報告する。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,152 Kバイト
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