リグノセルロース充填エポキシ樹脂の特性
リグノセルロース充填エポキシ樹脂の特性
カテゴリ: 全国大会
論文No: 2-003
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Properties of Lignocellulose Epoxy Composites
著者名: 小宮 玄(東芝),早見 徳介(東芝),村山 聖子(東芝),佐藤純一 (東芝),木下 晋(東芝),藤堂洋子 (東芝)
著者名(英語): Gen Komiya(Toshiba Corporation),Tokusuke Hayami(Toshiba Corporation),Kiyoko Murayama(Toshiba Corporation),Junichi Sato(Toshiba Corporation),Susumu Kinoshita(Toshiba Corporation),Yoko Todo(Toshiba Corporation)
キーワード: エポキシ樹脂|リグノセルロース|バイオマス素材|絶縁材料
要約(日本語): リグノセルロースは植物界などに多く存在するバイオマス素材である。しかしながら、これらの電気絶縁材料としての研究はこれまで殆んど行われていない。本研究では、きのこ栽培に使用した培地から取り出したリグノセルロースを、高温高圧の水熱処理を施し、絶縁材料に利用する検討を行った。その結果、絶縁破壊特性においては、樹脂とリグノセルロースが一体化しているため、充填量に対して絶縁破壊強さに低下が見られず、良好な特性を示した。また、成形性に関しては、リグノセルロース中の水酸基をオリゴエステル基に置換することで充填による粘度の増加を抑制することが可能であった。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 843 Kバイト
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