エポキシ/アルミナナノコンポジットの創製とガラス転移温度の測定

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-028

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Preparation of the epoxy/alumina nanocomposite and measurement of glass transition temperature.

著者名: 長谷 祐太(九州工業大学),小迫 雅裕(九州工業大学),大塚信也 (九州工業大学),匹田 政幸(九州工業大学),田中 祀捷(早稲田大学)

著者名(英語): Yuta Nagatani(Kyushu Institute of Technology),Masahiro Kozako(Kyushu Institute of Technology),Sinnya Ohtuka(Kyushu Institute of Technology),Masayuki Hikita(Kyushu Institute of Technology),Tosikatu Tanaka(Waseda University)

キーワード: ナノコンポジット|エポキシ樹脂|アルミナ|分散状態|ガラス転移温度

要約(日本語): 本研究では、耐熱性に優れたエポキシナノコンポジット絶縁材料の開発を目指している。今回はアルミナナノフィラーを分散させたエポキシ複合材料を独自に創製し、ナノフィラーの分散状態の観察および耐熱性の指標となるガラス転移温度を測定し、ナノフィラーの添加効果を検討した結果を報告する。今回の用いた材料においては、高圧式ホモジナイザーを使用してナノフィラーの分散性を高めることで、Tgを若干向上できた。更に、主剤自体を改質することにより、Tgを更に向上させる可能性があることがわかった。今後更にデータを蓄積し、メカニズム解明を検討し、熱特性に優れたエポキシ複合絶縁材料を創製したい。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 967 Kバイト