DNA-CNT複合体をバインダーに用いたPEDOT/PSS膜

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-078

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): PEDOT/PSS films using DNA-CNT complex

著者名: 田岡 正裕(千葉工業大学),芳賀 裕(千葉工業大学)

著者名(英語): Masahiro Taoka(Chiba Institute of Technology University),Yutaka Haga(Chiba Institute of Technology University)

キーワード: DNA|PEDOT/PSS|カーボンナノチューブ

要約(日本語): 導電性高分子であるPEDOT/PSS[Poly(3,4-ethylenedioxythiophere)poly(strenesulfonate)]の問題点である密着性や膜強度を解決するためにはバインダーが用いられる。このバインダーにCNTとの複合化が可能なDNAを用いることで導電性の損なわず製膜性の向上が可能か検討した。CNTと複合化させたDNAをDMSOに溶解させバインダーとしてPEDOTに添加した。その結果、ガラス基板上に1000rpmのスピンコートという条件でも容易に薄膜が作製可能となり、高透過率での表面抵抗も数百Ω/□程度までなら導電性を損なわないことも確認できた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 921 Kバイト