完全埋込型TESにおける電力信号同時伝送システムの構築に関する基礎的検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-113

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Examination of simultaneous power and signal transmission using power magnetic flux as carrier wave in implanted TES

著者名: 松村 聖司(東北大学),木幡 陽介(東北大学),加藤健太郎 (東北大学),佐藤 文博(東北大学),佐藤 忠邦(東北大学),松木 英敏(東北大学),半田 康延(東北大学)

著者名(英語): Seiji Matsumura(School of Medicine,Tohoku University),Yosuke Kohata(School of Medicine,Tohoku University),Kentaro Kato(School of Medicine,Tohoku University),Fumihiro Sato(School of Medicine,Tohoku University),Tadakuni Sato(School of Medicine,Tohoku University),Hidetoshi Matsuki(School of Medicine,Tohoku University),Yasunobu Handa(School of Medicine,Tohoku University)

キーワード: TES|完全埋込型

要約(日本語): 現在，完全埋込型のTESにおいて，体内刺激素子への電力供給及び制御信号の伝搬は，それぞれ異なるコイル，周波数を用いた磁場通信によって行われている．しかし，電力供給用コイルと信号送信用コイルを分けることで，互いのコイルの位置関係の吟味や，相対的に出力の大きな電力用コイルによる信号コイルへの干渉を考慮しなければならないなどの煩わしさが生じてしまう．そこで，電力磁場を搬送波として，制御信号で変調することで，1対の体外，体内コイルのみで電力及び制御信号を送ることができると期待でき，コイル設計の自由度が増すと考えられる．従って当研究では，電力用磁場を搬送波とした，電力及び信号の同時通信の実現を目指す．

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 877 Kバイト