3極コイルを用いた磁粉探傷試験における回転磁束密度の評価
3極コイルを用いた磁粉探傷試験における回転磁束密度の評価
カテゴリ: 全国大会
論文No: 2-118
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Evaluation of rotating magnetic flux density in magnetic-particle testing using three-pole coil
著者名: 福岡 克弘(滋賀県立大学),橋本 光男(職業能力開発総合大学校),赤松 里志(電子磁気工業),及川 芳朗(電子磁気工業)
著者名(英語): Katsuhiro Fukuoka(The University of Shiga Prefecture),Mitsuo Hashimoto(Polytechnic University),Satoshi Akamatsu(Denshijiki Industry),Yoshiro Oikawa(Denshijiki Industry)
キーワード: 磁粉探傷試験|3極コイル|回転磁束密度|漏れ磁束|非破壊検査
要約(日本語): 極間法における磁粉探傷試験に回転磁界を用いると、磁化器の方向を変えることなく、一度の探傷試験で全ての方向のき裂の検出が可能となり、効率的で且つき裂の見落としのない検査が実現できる。この回転磁界を発生させるのに、3極のコイルに位相が120°異なる三相交流電流を印加する磁粉探傷試験がある。この回転磁界型磁粉探傷試験では、三つの磁極の内側領域に回転磁界が発生し、そこを探傷領域としている。本研究では、回転磁界型磁粉探傷試験において、強磁性体上の3方向成分の磁束密度分布をホール素子によって計測し、三つの磁極の内側領域における回転磁束密度分布を評価した。また、有限要素法を用いた数値解析を行い、鋼材表層及び内部における回転磁束密度分布の時間変化を評価した。さらに、強磁性鋼材にき裂を設けた数値解析モデルを作製し、き裂周辺部における磁束密度分布、及び漏洩磁束密度分布について評価した。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 895 Kバイト
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