マルチGMRプローブを用いた金属棒の形状歪みの測定

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-123

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Measurement of Distortion of Ellipsoid Rod with Multi GMR Probe

著者名: 有馬 浩史(金沢大学),岩原 正吉(金沢大学),山田 外史(金沢大学)

著者名(英語): Hiroshi Arima(Kanazawa University),Masayoshi Iwahara(Kanazawa University),Sotoshi Yamada(Kanazawa University)

キーワード: 巨大磁気抵抗効果センサ|形状歪み

要約(日本語): 近年，小形のGiant Magnetoresistance (GMR)を受信部として用いることにより高感度で高空間分解のうず電流探傷プローブの作製が可能となった．高感度であることにより大きなリフトオフ高さでの探傷検査が可能になる．本研究では，超小形のGMRをマルチ化したプローブを用いて高リフトオフ高さでの金属棒の形状歪みの測定を提案する．金属棒の形状歪みの測定は，金属棒が歪むことにより変化する磁束密度ベクトルを測定することにより行った．本研究ではマルチGMRプローブを用いて，非接触で実際に金属棒の楕円状の形状歪みを測定することができた．今後は，形状が楕円だけではなく他の形状に変化した場合に対応できるかを検討する．

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 804 Kバイト