電磁アクチュエータ吸引判定手法に関する研究

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-133

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): A study on armature position estimation for electromagnetic actuator

著者名: 伊藤 然一(三菱電機),木川 弘(三菱電機),下畑 賢司(三菱電機)

著者名(英語): Norikazu Itou(Mitsubishi Electric Corporation),Hiroshi Kigawa(Mitsubishi Electric Corporation),Kenji Simohata(Mitsubishi Electric Corporation)

キーワード: 電磁アクチュエータ|位置推定|スイッチレス|インダクタンス

要約(日本語): 電磁アクチュエータのコイル電流と電圧、電流微分からインダクタンスを求め、インダクタンスとギャップの関係から吸引状態を判定する手法が提案されている。このときインダクタンスとギャップは1対1に対応する必要があるが、実際は磁気飽和の影響で吸引状態と同じインダクタンスを示すギャップが別に存在する。そのため、従来手法ではアクチュエータの使用ストローク範囲を制限することで両者の関係を一意に決定していた。そこで、本論文では磁気飽和の電流依存性に注目し、2種類の電流レベルでインダクタンスを推定することで、使用範囲を制限することなく吸引状態を一意に決定する手法を提案する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,709 Kバイト