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Fe-Mn-Si系強磁性形状記憶リボンの作製雰囲気に依存した特性比較

Fe-Mn-Si系強磁性形状記憶リボンの作製雰囲気に依存した特性比較

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カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-144

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Comparison of Fe-Mn-Si based ferromagnetism shape memory ribbons’ properties depending on producing atmosphere

著者名: 戸高 孝(大分大学),首藤 秀輝(大分大学),榎園 正人(大分大学)

著者名(英語): Takashi Todaka(Oita University),Hideki Shuto(Oita University),Masato Enokizono(Oita University)

キーワード: 磁性材料|強磁性形状記憶合金|形状記憶効果|磁化率

要約(日本語): 本論文では,Crの添加量を変化させ,形状記憶特性と磁気特性へ及ぼす影響を検討した結果について報告する。このとき空気中と真空中(Arガス雰囲気)で作製した同組成の試料の磁気並びに形状記憶特性の比較を示す。著者らは鉄系の形状記憶合金に強磁性の機能も付加した多機能材料の開発を検討してきた。強磁性形状記憶合金が開発できれば,アクチュエータ,インダクタ,センサなどの磁心材として応用可能であり,その磁気回路自体に自己診断機能を付加することができる。また,現在の形状記憶合金は非磁性であるので,電気的利用において加熱するためには直接電流を流す必要があるが,高透磁率材料であれば電磁誘導による非接触での誘導加熱を利用することができ,加熱効率の改善,加熱時間の短縮が可能になる。大気雰囲気中での作製試料においてCrの添加量を減少させる事で飽和磁化は上昇し,キュリー温度は僅かに上昇する傾向が得られた。また,Arガス雰囲気中での作製試料は,試料作成時に磁化を有しておらず,大気中で熱処理を施すことにより酸化磁性層が形成され磁化を向上させる事ができた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,945 Kバイト

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