縦型ホール素子を用いた高精度リニア角度センサ
縦型ホール素子を用いた高精度リニア角度センサ
カテゴリ: 全国大会
論文No: 3-189
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): PRECISION LINEAR ANGULAR SENSOR WITH VERTICAL HALL ELEMENTS
著者名: 鈴井 啓介(デンソー),大平 聡(デンソー),磯部 良彦(デンソー),岩本 麗司(デンソー),前中一介 (兵庫県立大学)
著者名(英語): Keisuke Suzui(DENSO CORPORATION),Satoshi Ohira(DENSO CORPORATION),Yoshihiko Isobe(DENSO CORPORATION),Reiji Iwamoto(DENSO CORPORATION),Kazusuke Maenaka(Hyogo University)
キーワード: 縦型ホール素子|リニア角度センサ
要約(日本語): 車載用の角度センサは高信頼性の観点より非接触式のホールセンサが主流であり、電子スロットル・アクセルペダルモジュールなど幅広い用途に使われ、かつ、高精度・広角度化の要望が高い。現在DSPなどの処理回路を駆使して補正しているが、センサ部に従来の横型ホール素子を使用しているため、飛躍的な高精度化を見込むことができず、広角度化も原理的に不可能であった。我々は、Spinning Current for Vertical駆動の縦型ホール素子を考案してoffset電圧特性を改善し、高精度・広角度検出が可能なリニアホールセンサを開発した。このセンサはCMOS工程で縦型ホール素子と信号処理回路とを1チップ化させており、得られた2信号をarctan演算させることで、従来にない高精度・広角度(360°)検出を実現することができた。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 976 Kバイト
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